ドイツでの物件探しはサバイバル競争といえる。日本の空き家率が平均13.5%な一方、ドイツは1%前後と極めて低いからだ(総務省統計局「平成25年住宅・土地統計調査結果」、不動産流通近代化センター「不動産コンサルティングに関わる海外調査」2013年より)。「現地ですぐ生活を始めたい」との思いから家具付き物件のみを視野にいれる人も多いが、それでは物件探しがより難しくなる。そんな中、AFP通信がレンタル家具について紹介した(2018年1月23日)。家具無し物件でも最初から快適な生活が送れるというアイデアだ。
もちろん家具を購入するのも一つの手といえる。しかし生活に必要最低限な家具だけを揃えるとしてもかなりの予算が必要になる。そのうえ店へ足を運ぶ手間がかかったり、製品を配送してもらうのにも1ヶ月前後かかるのが一般的だ。仮に自分で家具を持ち帰るとしても、運搬や組立すべてを自分たちだけでするのは骨が折れるだろう。
家具レンタルならば初期費用を抑えることができる。家具・家電レンタル会社 Furniture Leasing Corporation の例をとってみよう。2年リース契約でリビング、ダイニング、ベッドルームの3パックを借りるとしたら月々€137.90、一日あたり約€4.53 で済む(税抜)。配送・組立・設置もすべて含まれているため、注文したら待つだけだ。しかも約5~10営業日で届くという。加えてレンタル中に家具が破損・故障してしまっても、無料で交換してもらえるのも安心。レンタル終了時も家具の回収に来てくれるため、帰国引越の際など片付けに困らない。
「家やアパートを借りるなら、家具も借りる」そんな選択がドイツでの物件探し競争に勝ち残れる策なのではないか。簡単に、そして自分好みの家具に囲まれた生活を始めてみるのはどうだろう。
図:家具レンタルのメリット(Furniture Leasing Corporation)
充実のサポート!
交換・メンテナンス・改修費用すべて込み
サイトで簡単に選べる!
家具店に足を運んで探し回る必要なし
写真:Furniture Leasing Corporationのレンタル家具一例